あらすじ


元々一つの国で成り立っていた“西の国”と“東の国”は、思想などの対立から紛争を繰り返した末に断絶し、それぞれの歴史を歩んできた。

 西の国は内情をオープンにし、他国との親交を温めてきたおかげで国勢は豊かになったが、一方の東の国は自発的に国境の壁を造って情報を遮断してから、その国の内情を知る者は皆無に等しかった。

それから百年ほど後、西の国では国王ジャスティスと王妃クリスティーンの間に念願の子供を授かるが、クリスティーンは出産直後に命を尽き、ジャスティスは彼女の遺言通り、遺された王女に国と国民を護れる女王になれるように願いを託し、“エドワード”と名付けて王位を継がせる事を決意する。
やがてエドワードは成長と共に、生まれついた特殊な身体能力を発揮し、周囲の人々を驚かせる。
そして十二歳を迎えた頃 、池のほとりで謎の少年・ミノイアと出逢い、いつしか幼い胸の内で想いを募らせるようになる。

だが、ミノイアの正体は東の国の皇太子で、自らの身分を隠して市民階級の少年に扮し、西の国に潜んで偵察を行っていた。

この二人の何気ない出逢いが、二つの国の歴史に揺さぶりをかけようとしていた。

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